新潟県南魚沼市吉里。冬には深い雪に包まれるこの塩沢の地は、実は植物が自らの力でたくましく育つ「自然農」において、国内最高峰のポテンシャルを秘めています。日本一の米どころとして知られる南魚沼。圧倒的な「雪解け水」と「寒暖差」が、無肥料・無農薬の自然農を成功させます。なぜ、この土地で育てる野菜は美味しく、自然農に適しているのか?それには3つの絶対的な理由があります。南魚沼の自然農を支える最大の恵みは、冬の間に山々に降り積もる大量の雪です。春になり、時間をかけてゆっくりと地中に染み込んだ雪解け水は、山の岩肌や土壌から豊富な天然のミネラル分(微量要素)をたっぷりと吸収して畑へと流れ込みます。人の手で肥料を与えなくても、この清らかな水そのものが大自然の栄養となり、作物の根を強く、健やかに育てます。吉里エリアは、周囲を山に囲まれた盆地状の地形(中山間地)をしています。そのため、夏場は「昼はしっかりと太陽の光が降り注ぎ、夜はグッと涼しくなる」という非常に大きな一日の寒暖差(日較差)が生まれます。植物は昼間に太陽を浴びて作った栄養(でんぷん)を、涼しい夜の間に消費せず、自らの体内にしっかりと蓄えようとします。これが、南魚沼の野菜が驚くほど甘く、味が濃くなる最大の秘密です。「豪雪地帯」という環境も、自然農には大きな味方です。冬の間、畑が深い雪の下でじっくりと眠ることで、夏の間に増えた病原菌や特定の虫の過剰な発生が自然に抑えられます(天然の土壌リセット)。雪の下で土が守られ、春の訪れとともに一気に生態系が目覚めるため、農薬の力を借りずとも、調和の取れた健康な土壌環境が維持されます。
所在地:新潟県南魚沼市吉里1562
・初めてお越しになる方へのアドバイス 当農園は、スキーゲレンデの横にある森に位置しています。冬場は真っ白な一面銀世界になります。季節によって周囲の環境が劇的に変化するため、現地を視察・見学される際は、以下の点に注意してお越しください。現地を初めて視察される際は、以下の点にご留意ください。 ・夏場(グリーンシーズン)の注意点:南魚沼の夏は、日差しが強く大変鮮やかですが、山間部特有の自然環境への対策が必要です。熱中症・日よけ対策日中を遮る遮蔽物が少ないため、帽子、日傘、水分補給用の飲み物を必ずご持参ください。虫よけ・服装の準備大自然の中のため、アブやブヨなどの虫がいます。視察の際は「長袖・長ズボン・歩きやすい靴(スニーカーや長靴)」でお越しいただくのが安心です。突然のゲリラ豪雨(夕立)山の天気は変わりやすいです。急な雨に備えて、折りたたみ傘やレインコートがあると便利です。 ・冬場(スノーシーズン)の注意点吉里エリアは、冬になると数メートルもの雪が積もる日本有数の豪雪地帯です。冬期の視察は、安全第一でお越しください。農園エリアは「雪の下」に隠れます冬場はあたり一面が深い雪で覆われるため、実際の土壌や区画を目視で確認することはできません。周辺のロケーションやアクセスの確認が主となります。防寒着と「長靴(スノーブーツ)」が必須現地周辺は除雪が入りますが、足元は深い雪になります。スニーカー等では歩けないため、必ず厚手の防寒着と、長靴(またはスノーブーツ)を着用してお越しください。お車の「冬道装備」を完全にお車でお越しの際は、必ずスタッドレスタイヤの装着(またはチェーン携行)をお願いします。また、吹雪による視界不良や路面凍結には十分ご注意ください。