和食の敷き葉や、お弁当の仕切り(バラン)の原型として使われる「ハラン(葉蘭)」を山林の日陰で栽培するビジネスです。現在流通しているプラスチック製とは異なり、高級料亭や寿司店では「本物の生のハラン」に絶大な需要があります。特に斑(ふ)が入った希少品種や大型で美しい葉は、1枚数十円〜数百円で取引されるため、日陰を現金に変える手堅いモデルです。
ハランは直射日光に非常に弱く、強い光を浴びると葉が黄色く焼けて売り物にならなくなります。そのため、「夏場でも完全に日が遮られる杉林の下」や「北向きの湿った斜面」が最高の適地です。また、山林育ちのハランは、適度な厳しい環境を生き抜くことで葉が肉厚で破れにくく、深い緑色の美しい光沢を持つため、ハウス栽培品を凌ぐ品質になります。
・「斑入り(旭ハラン・星斑など)」の選定で単価を3倍にする 通常の緑一色のハランだけでなく、葉の先端が白くなる「旭ハラン」や、星を散りばめたような黄色い斑が入る「星斑ハラン」を植えます。これらは生け花(華道)の家元や、超高級料亭の装飾用として、通常の数倍のプレミアム価格で取引されます。
・葉の寿命を延ばす「株元カット」と早朝収穫の鉄則 収穫時は、葉だけをちぎるのではなく、株元の茎(葉柄)のギリギリのラインで清潔なハサミを使って斜めにカットします。これにより水分を吸い上げやすくなり、出荷後の日持ちが劇的に良くなります。また、気温が上がる前の「早朝」に収穫し、すぐに水揚げを行うことで、パキッとした瑞々しい質感を保ったまま出荷できます。
高齢化の影響で、農業は就業者数こそ減少しているものの、食糧生産という重要性の高い事業であることから、そのニーズが衰えることはありません。農業ビジネスは、農業や農業に関わる周辺ビジネス全般を指す言葉です。農業といえば種を蒔き手塩にかけた作物を収穫するイメージが強いですが、ビジネスとして考える場合、必ずしも作物を育てて収穫することだけが農業ビジネスというわけではありません。加工して販売するのも、農業体験をあっせんするのも農業に含まれます。採れたて野菜ジュースや無農薬野菜でアイスクリームを加工販売するのも農業に含まれます。観葉植物の生産販売も、昆虫やミミズの養殖も農業に当たります。育てた竹を加工してコップやキャンドルに加工して販売するのも農業です。ヤギを飼ってヤギのミルクが飲める観光農園を運営するのだって、ダチョウを飼ってダチョウの目玉焼きを提供するのも農業です。農業ビジネスは、地方創生や都心部からの脱却といった近年のトレンドに合わせて、注目度が高まっている事業形態です。場所選びを上手にやれば、作物をブランド化することにより差別化を図る事も可能です。無農薬で育てたレア食材を販売したり、ブランド化して少量生産するのも勝算があるでしょう。就農していきなり一本立ちするのは少々敷居が高いですが、都心近郊でサイドビジネスとして始めてみるのなら、リスクも最小限に抑えられます。農協を通して安く販売するのではなく、直販サイトを制作したり、ヤフオクやメルカリなどのショッピングサイトで販売することで希少価値を保ちながら消費者に対して直販することができます。フリーマーケットならユーザーの意見を直接聞くこともできます。ネット上で自分自身で【半農半X】で始めるなら、負担なく自分自身の可能性に挑戦することができます。発想次第で楽しみながら自分らしいライフスタイルを実現することができます。