「天狗の団扇(うちわ)」とも呼ばれる大きな特徴的な葉を持つ「ヤツデ(八手)」を山林で栽培し、インテリアディスプレイや高級ホテル、商業施設の大型装飾用に「葉」および「枝物」として出荷するモデルです。近年、インダストリアル調や和モダンの空間デザインで「大型の1枚葉」を花瓶に挿すスタイルが大流行しており、特に白斑が大きく入る「紬(つむぎ)」などの希少品種は1枚単位で高値取引されています。
ヤツデは乾燥と強風を最も嫌います。風が強い場所に植えると、大きな葉同士が擦れ合って傷がつき、商品価値がゼロになります。「周囲を大きな木々で囲まれ、風が遮られた山林の谷間や窪地」こそが、傷一つない完璧な大判の葉を育てるための奇跡のシェルターになります。湿度の高い山の空気も、ヤツデのみずみずしい葉を維持するために不可欠です。
・「葉のサイズ」をコントロールする間欠剪定 ディスプレイ需要では、小さすぎる葉は好まれません。プロは春先に古い葉や密集した枝を大胆に間引く(剪定する)ことで、残った数枚の葉に栄養を一気に集中させます。これにより、通常の倍近いサイズ(直径30cm以上)の、圧倒的なインパクトを持つ巨大な「天狗の葉」を作り出します。
・「錦(斑入り)」の遺伝子を維持する「高取り(空中取り木)」 斑入りのヤツデは、種から育てると先祖返りして普通の緑の葉に戻ってしまう確率が高いです。そのため、プロは美しい斑が出ている優秀な枝を選び、幹の皮を剥いて水苔を巻き付ける「取り木(空中取り木)」という技術で、100%同じ模様を持つクローン株を安全に増殖させます。
高齢化の影響で、農業は就業者数こそ減少しているものの、食糧生産という重要性の高い事業であることから、そのニーズが衰えることはありません。農業ビジネスは、農業や農業に関わる周辺ビジネス全般を指す言葉です。農業といえば種を蒔き手塩にかけた作物を収穫するイメージが強いですが、ビジネスとして考える場合、必ずしも作物を育てて収穫することだけが農業ビジネスというわけではありません。加工して販売するのも、農業体験をあっせんするのも農業に含まれます。採れたて野菜ジュースや無農薬野菜でアイスクリームを加工販売するのも農業に含まれます。観葉植物の生産販売も、昆虫やミミズの養殖も農業に当たります。育てた竹を加工してコップやキャンドルに加工して販売するのも農業です。ヤギを飼ってヤギのミルクが飲める観光農園を運営するのだって、ダチョウを飼ってダチョウの目玉焼きを提供するのも農業です。農業ビジネスは、地方創生や都心部からの脱却といった近年のトレンドに合わせて、注目度が高まっている事業形態です。場所選びを上手にやれば、作物をブランド化することにより差別化を図る事も可能です。無農薬で育てたレア食材を販売したり、ブランド化して少量生産するのも勝算があるでしょう。就農していきなり一本立ちするのは少々敷居が高いですが、都心近郊でサイドビジネスとして始めてみるのなら、リスクも最小限に抑えられます。農協を通して安く販売するのではなく、直販サイトを制作したり、ヤフオクやメルカリなどのショッピングサイトで販売することで希少価値を保ちながら消費者に対して直販することができます。フリーマーケットならユーザーの意見を直接聞くこともできます。ネット上で自分自身で【半農半X】で始めるなら、負担なく自分自身の可能性に挑戦することができます。発想次第で楽しみながら自分らしいライフスタイルを実現することができます。