◆和の高級香木【クロモジ(黒文字)】 野山の木陰で勝手に増える高級アロマ ブーム到来中の「クロモジ」ハーブ&コスメビジネス
今、日本のハーブ(和ハーブ)の中で最も注目を浴び、争奪戦が起きているのが「クロモジ」です。枝葉からシャネルの香水にも使われる「リナロール」という超極上の柑橘系・ウッディな香りがするため、高級オーガニック化粧品、アロマオイル、クラフトジンの香り付け、そして高級「クロモジ茶」としての需要が爆発しています。ビジネスモデルは、山林に苗木を植えて(あるいは自生しているものを)完全放置。年に1〜2回、伸びた枝葉を剪定(カット)して回収するだけです。回収した枝葉はそのまま乾燥させて高級ハーブティーとしてEC販売するか、地域の蒸留所に持ち込んで高額なエッセンシャルオイルとして製品化(D2C)します。
クロモジは、大木(高木)の陰になる「アンダーカバー(林床)」と呼ばれる薄暗く湿った環境でしか生きられない、生粋の山林植物です。日当たりの良い一般の畑に植えると一瞬で葉焼けして枯れてしまいます。山林農場(野生畑)の「日陰が多く、水分をたっぷり含んだフカフカの落ち葉層」は、クロモジが最も美しく、香りの強い精油成分を蓄えるためのパーフェクトな聖域です。雑草にも負けない強さを持つため、除草作業も一切不要です。
・香りを最高潮に高める「秋〜冬の落葉期剪定」: お茶やアロマの原料として枝を収穫する際、夏ではなく「秋の終わりから冬」の落葉期を狙います。この時期のクロモジは、寒さに耐えるために香りの主成分(リナロール)を自らの細枝や冬芽にギュッと凝縮させるため、最も香りが高く高付加価値な原材料が手に入ります。
・「萌芽更新(ほうがこうしん)」を利用した半永久的な増収コントロール:太くなった枝を地際から思い切ってバッサリと刈り取ります。クロモジは生命力が強いため、切られた刺激で翌春に根元から「新しくフレッシュな細枝(最も香りが強い部分)」が何本も勢いよく生えてきます(萌芽)。このサイクルを繰り返すことで、株を若返らせながら半永久的に収穫量を増やし続けます。
・「高級和菓子用高級楊枝(ようじ)」の裏マネタイズ:太めの枝を収穫した際、皮を少し残した状態で削り、京都の老舗和菓子店などで使われる高級な「黒文字楊枝」として加工・販売します。クロモジの抗菌作用と高貴な香りがお菓子の味を引き立てるため、切り落とした廃材すらも一切無駄にしないプロの全量マネタイズ術です。
高齢化の影響で、農業は就業者数こそ減少しているものの、食糧生産という重要性の高い事業であることから、そのニーズが衰えることはありません。農業ビジネスは、農業や農業に関わる周辺ビジネス全般を指す言葉です。農業といえば種を蒔き手塩にかけた作物を収穫するイメージが強いですが、ビジネスとして考える場合、必ずしも作物を育てて収穫することだけが農業ビジネスというわけではありません。加工して販売するのも、農業体験をあっせんするのも農業に含まれます。採れたて野菜ジュースや無農薬野菜でアイスクリームを加工販売するのも農業に含まれます。観葉植物の生産販売も、昆虫やミミズの養殖も農業に当たります。育てた竹を加工してコップやキャンドルに加工して販売するのも農業です。ヤギを飼ってヤギのミルクが飲める観光農園を運営するのだって、ダチョウを飼ってダチョウの目玉焼きを提供するのも農業です。農業ビジネスは、地方創生や都心部からの脱却といった近年のトレンドに合わせて、注目度が高まっている事業形態です。場所選びを上手にやれば、作物をブランド化することにより差別化を図る事も可能です。無農薬で育てたレア食材を販売したり、ブランド化して少量生産するのも勝算があるでしょう。就農していきなり一本立ちするのは少々敷居が高いですが、都心近郊でサイドビジネスとして始めてみるのなら、リスクも最小限に抑えられます。農協を通して安く販売するのではなく、直販サイトを制作したり、ヤフオクやメルカリなどのショッピングサイトで販売することで希少価値を保ちながら消費者に対して直販することができます。フリーマーケットならユーザーの意見を直接聞くこともできます。ネット上で自分自身で【半農半X】で始めるなら、負担なく自分自身の可能性に挑戦することができます。発想次第で楽しみながら自分らしいライフスタイルを実現することができます。