戸建て住宅の駐車場のコンクリートの隙間(目地)や、お庭の縁取りに絶対に使われる定番中の定番下草「リュウノヒゲ(特に草丈の短いタマリュウ)」を栽培するビジネスです。1ポット数十円の世界ですが、新築外構では一度に数百ポット、あるいはシート(マット)単位で大量発注されるため、堅実な需要があります。山林の狭いデッドスペースでも超高密度で生産できるのが魅力です。
タマリュウは、適度な日陰と保水性を好む日本在来の植物です。山林の樹木の下など、「他の作物が栽培できないような狭い場所や傾斜の根本」をそのまま生産工場に変えられます。肥料も一切いらず、山の自然な水分だけで極めて密度の高い、目の詰まった丈夫な株が育ちます。
・「育苗シート(マット)仕立て」で出荷の手間を10分の1にする ポットに一つずつ植えるのは手間がかかります。プロは地面に防草シートを敷き、その上に数センチの目の細かい山の土を広げ、そこにタマリュウを密植して育てます(マット栽培)。根が防草シートの上で横に絡み合うため、出荷時は芝生のように「絨毯状にベリベリと剥がして丸めて出荷」できます。これにより、梱包や運搬の手間が激減し、施工しやすいと造園業者からも大絶賛されます。
・ランナー(匍匐茎)を効率よく伸ばす土壌の「転圧」 タマリュウは横にランナーを伸ばして増えます。植え付けた後、土と根が完全に密着するよう、上から足やローラーで適度に「踏み固める(転圧)」のがプロの技です。土がフカフカすぎるとランナーが浮いてしまい根付きが悪くなりますが、適度に固めることで横へ横へと爆発的に増殖していきます。
高齢化の影響で、農業は就業者数こそ減少しているものの、食糧生産という重要性の高い事業であることから、そのニーズが衰えることはありません。農業ビジネスは、農業や農業に関わる周辺ビジネス全般を指す言葉です。農業といえば種を蒔き手塩にかけた作物を収穫するイメージが強いですが、ビジネスとして考える場合、必ずしも作物を育てて収穫することだけが農業ビジネスというわけではありません。加工して販売するのも、農業体験をあっせんするのも農業に含まれます。採れたて野菜ジュースや無農薬野菜でアイスクリームを加工販売するのも農業に含まれます。観葉植物の生産販売も、昆虫やミミズの養殖も農業に当たります。育てた竹を加工してコップやキャンドルに加工して販売するのも農業です。ヤギを飼ってヤギのミルクが飲める観光農園を運営するのだって、ダチョウを飼ってダチョウの目玉焼きを提供するのも農業です。農業ビジネスは、地方創生や都心部からの脱却といった近年のトレンドに合わせて、注目度が高まっている事業形態です。場所選びを上手にやれば、作物をブランド化することにより差別化を図る事も可能です。無農薬で育てたレア食材を販売したり、ブランド化して少量生産するのも勝算があるでしょう。就農していきなり一本立ちするのは少々敷居が高いですが、都心近郊でサイドビジネスとして始めてみるのなら、リスクも最小限に抑えられます。農協を通して安く販売するのではなく、直販サイトを制作したり、ヤフオクやメルカリなどのショッピングサイトで販売することで希少価値を保ちながら消費者に対して直販することができます。フリーマーケットならユーザーの意見を直接聞くこともできます。ネット上で自分自身で【半農半X】で始めるなら、負担なく自分自身の可能性に挑戦することができます。発想次第で楽しみながら自分らしいライフスタイルを実現することができます。