日本の陰樹(日陰で育つ木)の代表格である「アオキ(特に黄金色の斑が入るピクツラータなどの高級品種)」を育成し、その美しい葉がついた枝を「枝物(えだもの)」としてフラワーショップやホテルのロビー装飾、高級ディスプレイ向けに出荷するビジネスです。冬場に真っ赤な美しい実をつけるため、お正月飾りや冬の高級生け花素材として非常に高値で取引されます。
アオキは強い太陽光に当たると、自慢の美しい葉が黒く焦げて(葉焼け)全く売り物にならなくなります。常緑樹林の奥深くなど、「昼間でも薄暗い山林の内部」こそが、アオキの美しい黄色い斑(模様)を最も鮮明に引き出す最高の環境です。木として自生するため、一度植えれば毎年冬に枝を剪定(収穫)して売り続けられる「持続可能な山林ストックビジネス」です。
・「雌雄(しゆう)異株」の性質を理解した完璧な配置 レイアウトアオキはオス(雄株)とメス(雌株)が分かれています。冬に価値が高まる「赤い実」をつけさせるには、メスの木の中に、花粉を飛ばすオスの木を【メス9:オス1】の割合で適切に混ぜて植える必要があります。春の開花期に風や昆虫によって確実に受粉させるためのプロの配置パターンです。
・「水揚げ」を極める「割り」と保水ゼリー処理 アオキの枝物は葉が大きいため、水分が抜けやすいのが弱点です。プロは収穫した枝の切り口に、縦に深く十字の切れ込みを入れる「割り」を入れます。これにより給水面積が数倍になり、出荷中のしおれを防ぎます。さらに切り口を保水ゼリーや濡れた新聞紙で厳重に包んで出荷することで、全国の市場へ最高鮮度のまま届けることができます。
高齢化の影響で、農業は就業者数こそ減少しているものの、食糧生産という重要性の高い事業であることから、そのニーズが衰えることはありません。農業ビジネスは、農業や農業に関わる周辺ビジネス全般を指す言葉です。農業といえば種を蒔き手塩にかけた作物を収穫するイメージが強いですが、ビジネスとして考える場合、必ずしも作物を育てて収穫することだけが農業ビジネスというわけではありません。加工して販売するのも、農業体験をあっせんするのも農業に含まれます。採れたて野菜ジュースや無農薬野菜でアイスクリームを加工販売するのも農業に含まれます。観葉植物の生産販売も、昆虫やミミズの養殖も農業に当たります。育てた竹を加工してコップやキャンドルに加工して販売するのも農業です。ヤギを飼ってヤギのミルクが飲める観光農園を運営するのだって、ダチョウを飼ってダチョウの目玉焼きを提供するのも農業です。農業ビジネスは、地方創生や都心部からの脱却といった近年のトレンドに合わせて、注目度が高まっている事業形態です。場所選びを上手にやれば、作物をブランド化することにより差別化を図る事も可能です。無農薬で育てたレア食材を販売したり、ブランド化して少量生産するのも勝算があるでしょう。就農していきなり一本立ちするのは少々敷居が高いですが、都心近郊でサイドビジネスとして始めてみるのなら、リスクも最小限に抑えられます。農協を通して安く販売するのではなく、直販サイトを制作したり、ヤフオクやメルカリなどのショッピングサイトで販売することで希少価値を保ちながら消費者に対して直販することができます。フリーマーケットならユーザーの意見を直接聞くこともできます。ネット上で自分自身で【半農半X】で始めるなら、負担なく自分自身の可能性に挑戦することができます。発想次第で楽しみながら自分らしいライフスタイルを実現することができます。