◆ビカクシダ:プラティセリウム・ビフルカツム(コウモリラン・最強耐寒種) 壁掛けアートの自給自足。 野山の「樹気(じゅき)」を吸って巨大化するビカクシダ
鹿の角のようなダイナミックな葉を広げ、「壁に飾るインテリアグリーン」としてブームが加熱しているビカクシダ(コウモリラン)。その中で最も耐寒性が強く、屋外での越冬実績が豊富なのが「ビフルカツム(ネザーランド等)」です。このモデルの本質は、「鉢植えや板付けでは成長が緩慢な高級ビカクシダを、里山の生きた巨木に着生させることで『樹木の水分・栄養ネットワーク』をハックし、驚異的なスピードで巨大な『群生球(胞子葉の塊)』へと仕立て、インテリア市場や富裕層へ超高単価で直販する」ことにあります。
ビカクシダ(ウラボシ科)は、鉢の中で根が窮屈になると成長を止めてしまいますが、生きた樹木の表面に解放されると、眠っていた野生の成長スイッチがONになります。関東・神奈川の里山に自生する「杉の木の幹の北側」や「古い広葉樹の股(枝が分かれている湿った部分)」は、彼らにとって完璧な自動インフラです。樹皮に付着した天然の苔や微生物がビカクシダの根(貯水葉)を優しく包み込み、人間が外から肥料を与えなくても、木が地中奥深くから吸い上げたミネラル水分を「おこぼれ」としてダイレクトに供給してもらう絶妙な共生関係が生まれます。冬のマイナス2℃〜3℃程度の寒さであれば、自らの「貯水葉」が何重にも重なって外套(コート)の役割を果たすため、地植えのまま(着生のまま)ノーガードで完璧に冬を越します。
・「天然苔マルチ(ハイゴケ)のサンドイッチ」: 植え付けの際、苗の根元(コンポスト部分)を、野山の沢沿いや倒木から剥ぎ取ってきた「天然のハイゴケ(6. フキのマルチに登場したもの)」で包み込み、それを杉やクヌギの幹に直接麻紐で巻き付けます。この山の苔が、夏の強い乾燥からビカクシダの繊細な根を守る天然の保湿ブランケットとなり、定着スピードを3倍に跳ね上げます。
・「落ち葉サンプ(貯水葉への給餌)」ハック:ビカクシダの根元を覆う茶色い葉(貯水葉)は、上から落ちてくる水分やゴミをキャッチする「バケツ」の役割を持っています。秋、頭上の落葉広葉樹から降ってくる古い落ち葉を、手で数枚、ビカクシダの貯水葉の隙間に直接「差し込んで」あげます。これが山の微生物によってゆっくりと分解され、肥料を1粒も買い直さなくても、翌春に目の覚めるような巨大な「鹿の角(胞子葉)」を爆発的にフラッシュさせる最高の山のエネルギー源になります。
高齢化の影響で、農業は就業者数こそ減少しているものの、食糧生産という重要性の高い事業であることから、そのニーズが衰えることはありません。農業ビジネスは、農業や農業に関わる周辺ビジネス全般を指す言葉です。農業といえば種を蒔き手塩にかけた作物を収穫するイメージが強いですが、ビジネスとして考える場合、必ずしも作物を育てて収穫することだけが農業ビジネスというわけではありません。加工して販売するのも、農業体験をあっせんするのも農業に含まれます。採れたて野菜ジュースや無農薬野菜でアイスクリームを加工販売するのも農業に含まれます。観葉植物の生産販売も、昆虫やミミズの養殖も農業に当たります。育てた竹を加工してコップやキャンドルに加工して販売するのも農業です。ヤギを飼ってヤギのミルクが飲める観光農園を運営するのだって、ダチョウを飼ってダチョウの目玉焼きを提供するのも農業です。農業ビジネスは、地方創生や都心部からの脱却といった近年のトレンドに合わせて、注目度が高まっている事業形態です。場所選びを上手にやれば、作物をブランド化することにより差別化を図る事も可能です。無農薬で育てたレア食材を販売したり、ブランド化して少量生産するのも勝算があるでしょう。就農していきなり一本立ちするのは少々敷居が高いですが、都心近郊でサイドビジネスとして始めてみるのなら、リスクも最小限に抑えられます。農協を通して安く販売するのではなく、直販サイトを制作したり、ヤフオクやメルカリなどのショッピングサイトで販売することで希少価値を保ちながら消費者に対して直販することができます。フリーマーケットならユーザーの意見を直接聞くこともできます。ネット上で自分自身で【半農半X】で始めるなら、負担なく自分自身の可能性に挑戦することができます。発想次第で楽しみながら自分らしいライフスタイルを実現することができます。