◆ジャパニーズバナナ:芭蕉(バショウ:和のトロピカル資産) 関東の冬に耐える「日本のバナナ」。 野山の湧き水ゾーンを南国リゾートに変える方法
南国リゾートの象徴であるバナナそっくりの巨大な葉(長さ2メートル以上)を広げ、圧倒的なトロピカル空間を演出する「芭蕉(バショウ)」。一般的な熱帯バナナは本州では冬に枯れますが、この芭蕉はマイナス10℃近くまで耐える「日本古来の最強の耐寒性バナナ」です。このモデルのビジネス的価値は、「市民農園の狭い区画では『巨大すぎて隣の日当たりを奪う』と大クレームになるため絶対に栽培不可能な巨木を、野山一帯のスペースを活かして完全無農薬で大爆発させ、ホテルや別荘地向けの『大型景観グリーン』として高単価で株分け販売する」ことにあります。
芭蕉は「膨大な水分と、適度な日陰」を好む、大型の多年草(偽茎)です。そのため、カラッと乾いた平地の畑では葉がパラパラに焼けてしまいます。関東・神奈川の里山や谷戸の奥にある「斜面からじわじわと水が染み出す湿地」や「小さな沢の周辺(半日陰)」は、芭蕉にとってこれ以上ない楽園です。人間が毎日バケツで水を運ぶ必要は一切ありません。山の天然の湧き水インフラが常に根元を潤し、頭上を覆う落葉広葉樹の木漏れ日が、巨大な葉を強い西日から優しく守ってくれます。冬には地上部が枯れて「陰の休息」に入りますが、地中の強靭な芋(宿根)は関東の硬い霜の下でも完全に生きており、春(陽の季節)になれば再び爆発的に巨大な葉を立ち上げます。
・「地下茎(吸芽:きゅうが)の間引き・株分け」: 芭蕉は一度定着すると、親木の根元から「吸芽(子株)」がニョキニョキと無限に立ち上がってきます。これを放置すると密集して葉が小さくなるため、春(5月)に鋭いスコップで子株を親木から切り離します。この切り離した子株を別の湿地に配置することで、わずか2年でそこが新たな「バナナの森」へと化けます。
・「冬のセルフマルチング(親木の防寒)」:秋の終わりに寒さで枯れた巨大な葉を、捨てずにそのまま親木の幹(偽茎)の周りに巻き付けるようにして麻紐で縛るか、株元に厚く積み重ねておきます。自らの枯れ葉が、冬の冷たい木枯らしから自らのコア(生長点)を守る最高の天然防寒ジャケットとなり、翌春の発芽サイズをさらに2倍近く大きく仕立てるプロの裏技です。
高齢化の影響で、農業は就業者数こそ減少しているものの、食糧生産という重要性の高い事業であることから、そのニーズが衰えることはありません。農業ビジネスは、農業や農業に関わる周辺ビジネス全般を指す言葉です。農業といえば種を蒔き手塩にかけた作物を収穫するイメージが強いですが、ビジネスとして考える場合、必ずしも作物を育てて収穫することだけが農業ビジネスというわけではありません。加工して販売するのも、農業体験をあっせんするのも農業に含まれます。採れたて野菜ジュースや無農薬野菜でアイスクリームを加工販売するのも農業に含まれます。観葉植物の生産販売も、昆虫やミミズの養殖も農業に当たります。育てた竹を加工してコップやキャンドルに加工して販売するのも農業です。ヤギを飼ってヤギのミルクが飲める観光農園を運営するのだって、ダチョウを飼ってダチョウの目玉焼きを提供するのも農業です。農業ビジネスは、地方創生や都心部からの脱却といった近年のトレンドに合わせて、注目度が高まっている事業形態です。場所選びを上手にやれば、作物をブランド化することにより差別化を図る事も可能です。無農薬で育てたレア食材を販売したり、ブランド化して少量生産するのも勝算があるでしょう。就農していきなり一本立ちするのは少々敷居が高いですが、都心近郊でサイドビジネスとして始めてみるのなら、リスクも最小限に抑えられます。農協を通して安く販売するのではなく、直販サイトを制作したり、ヤフオクやメルカリなどのショッピングサイトで販売することで希少価値を保ちながら消費者に対して直販することができます。フリーマーケットならユーザーの意見を直接聞くこともできます。ネット上で自分自身で【半農半X】で始めるなら、負担なく自分自身の可能性に挑戦することができます。発想次第で楽しみながら自分らしいライフスタイルを実現することができます。