日本の伝統的な万能薬草(和ハーブ)であり、乾燥させれば高級な「どくだみ茶」、生葉をホワイトリカーに漬ければ「万能スキンケアローション(虫除け・肌荒れ予防)」になるドクダミを、野山の日陰で群生させるモデルです。ビジネス的な本質は、「一般的な野菜栽培では『最も条件が悪い』とされる、暗くてジメジメした土地を、一切の肥料・手間をかけずに、付加価値の高い『天然の薬箱エリア』へと変換する」ことにあります。
ドクダミは日本原産の固有種に近い強靭な植物であり、関東の野山に広がる杉林の足元や、湿った崖の影など、光の届かない「極度の日陰」で最も生き生きと成長します。平地の畑では他の雑草に負けたり、太陽が強すぎて葉が硬く黄色くなってしまいますが、山のしっとりとした日陰であれば、成分(デカノイルアセトアルデヒド等)が限界まで詰まった、濃い緑色の瑞々しい薬葉が勝手に広がります。
・「ササの根を遮断する、溝掘り(みぞほり)配置」: ドクダミの地下茎は強力ですが、先住の「アズマネザサ」などの硬い根がびっしり張っている場所では、初期の拡大が遅れます。植え付けエリアの周囲に深さ20cmほどの小さな溝を掘り、ササの根を切断してからドクダミの地下茎を並べることで、わずか1年でそこをドクダミ一色の純粋な群落に仕立てることができます。
・「開花直前の全刈り」による成分最大化: 薬草としての効能が最も高まるのは、5月〜6月の「白い十字の花が咲く直前」です。このタイミングで、地上部をカマで一気に刈り取ります。刈り取ることで、夏に向けて地下茎から再び新しく綺麗な葉が芽吹き、秋には2回目の収穫ができるという、効率的な「1年2期作」が可能になります。
高齢化の影響で、農業は就業者数こそ減少しているものの、食糧生産という重要性の高い事業であることから、そのニーズが衰えることはありません。農業ビジネスは、農業や農業に関わる周辺ビジネス全般を指す言葉です。農業といえば種を蒔き手塩にかけた作物を収穫するイメージが強いですが、ビジネスとして考える場合、必ずしも作物を育てて収穫することだけが農業ビジネスというわけではありません。加工して販売するのも、農業体験をあっせんするのも農業に含まれます。採れたて野菜ジュースや無農薬野菜でアイスクリームを加工販売するのも農業に含まれます。観葉植物の生産販売も、昆虫やミミズの養殖も農業に当たります。育てた竹を加工してコップやキャンドルに加工して販売するのも農業です。ヤギを飼ってヤギのミルクが飲める観光農園を運営するのだって、ダチョウを飼ってダチョウの目玉焼きを提供するのも農業です。農業ビジネスは、地方創生や都心部からの脱却といった近年のトレンドに合わせて、注目度が高まっている事業形態です。場所選びを上手にやれば、作物をブランド化することにより差別化を図る事も可能です。無農薬で育てたレア食材を販売したり、ブランド化して少量生産するのも勝算があるでしょう。就農していきなり一本立ちするのは少々敷居が高いですが、都心近郊でサイドビジネスとして始めてみるのなら、リスクも最小限に抑えられます。農協を通して安く販売するのではなく、直販サイトを制作したり、ヤフオクやメルカリなどのショッピングサイトで販売することで希少価値を保ちながら消費者に対して直販することができます。フリーマーケットならユーザーの意見を直接聞くこともできます。ネット上で自分自身で【半農半X】で始めるなら、負担なく自分自身の可能性に挑戦することができます。発想次第で楽しみながら自分らしいライフスタイルを実現することができます。