「ワサビ=きれいな川の清流が必要」という常識を覆し、土の上で育てる「畑ワサビ(陸ワサビ)」を自家消費するロマン溢れるモデルです。ワサビは日本独自の超高級食材。これを「山の水分バランスと日陰だけで完全ほったらかし栽培し、週末の刺身や日本酒のクオリティを底上げする最高峰の嗜好品資産」として位置づけます。
畑ワサビに必要なのは、水流ではなく「冷涼な空気」「高い湿度」「極上の通気性」です。関東の里山の沢沿い、あるいは大きな樹木の北側に堆積した「何年も積もったフカフカの天然腐葉土」は、まさにこの条件を100%満たします。平地で再現しようとすると遮光ネットやスプリンクラーが必要ですが、野山ならすべて自然が用意してくれます。
・「団粒構造(だんりゅうこうぞう)」の林床を選ぶ: 触るとフカフカと沈み込むような、空気を含んだ古い落ち葉の層に植え付けます。粘土質の硬い土が露出している場所は絶対に避けてください。
・「葉ワサビ」と「根ワサビ」の収穫バランス: 春先には柔らかい葉と茎を収穫して醤油漬け(お酒のアテに最高です)にし、数年かけて太らせた根を本ワサビとして擦り下ろす、グラデーションのある収穫を楽しみます。
高齢化の影響で、農業は就業者数こそ減少しているものの、食糧生産という重要性の高い事業であることから、そのニーズが衰えることはありません。農業ビジネスは、農業や農業に関わる周辺ビジネス全般を指す言葉です。農業といえば種を蒔き手塩にかけた作物を収穫するイメージが強いですが、ビジネスとして考える場合、必ずしも作物を育てて収穫することだけが農業ビジネスというわけではありません。加工して販売するのも、農業体験をあっせんするのも農業に含まれます。採れたて野菜ジュースや無農薬野菜でアイスクリームを加工販売するのも農業に含まれます。観葉植物の生産販売も、昆虫やミミズの養殖も農業に当たります。育てた竹を加工してコップやキャンドルに加工して販売するのも農業です。ヤギを飼ってヤギのミルクが飲める観光農園を運営するのだって、ダチョウを飼ってダチョウの目玉焼きを提供するのも農業です。農業ビジネスは、地方創生や都心部からの脱却といった近年のトレンドに合わせて、注目度が高まっている事業形態です。場所選びを上手にやれば、作物をブランド化することにより差別化を図る事も可能です。無農薬で育てたレア食材を販売したり、ブランド化して少量生産するのも勝算があるでしょう。就農していきなり一本立ちするのは少々敷居が高いですが、都心近郊でサイドビジネスとして始めてみるのなら、リスクも最小限に抑えられます。農協を通して安く販売するのではなく、直販サイトを制作したり、ヤフオクやメルカリなどのショッピングサイトで販売することで希少価値を保ちながら消費者に対して直販することができます。フリーマーケットならユーザーの意見を直接聞くこともできます。ネット上で自分自身で【半農半X】で始めるなら、負担なく自分自身の可能性に挑戦することができます。発想次第で楽しみながら自分らしいライフスタイルを実現することができます。