江戸時代から「引っ越し祝い」や「縁起物」として愛されてきた古典園芸植物「オモト(万年青)」を山林で栽培するモデルです。斑の入り方や葉の縮れ方(芸)によって、1株が数千円から数万円、最高峰のものは数十万円で取引される「植物投資」の側面を持ちます。子株(割り子)を地植えで効率よく増やし、マニアや専門業者へネット直販します。
オモトはもともと日本の温暖な山林に自生する常緑多年草です。鉢植えでの管理は根腐れや水やりの加減が非常に難しいですが、「水はけの良い広葉樹の傾斜地」に地植えにすると、自然のサイクルで勝手に根が健康に育ちます。 山の天然の腐葉土に含まれる微生物が、オモトの根に最適な栄養を与え、病気に強い丈夫な株に育ててくれます。
・「秋の株分け(芋割)」による増殖スピードの最大化 オモトは種から育てると時間がかかります。プロは9月〜10月の涼しくなった時期に、親株の根元にある「芋(地下茎)」を切り分ける「芋割(いもわり)」や、自然に出た子株を切り離す「株分け」で増やします。切り口には必ず殺菌剤(トップジンMペーストなど)を塗り、山の土へ植え付けることで、翌春には強健な独立株として急成長させます。
・「日当たりの微調整」による葉芸(斑)の引き出し方 オモトの価値を決める「斑(白い模様)」は、暗すぎると消え、明るすぎると葉が焼けます。プロは春先(成長期)にだけ木漏れ日が少し差し込み、夏は完全に日陰になるような、落葉広葉樹(クヌギやコナラ)の下の区画を選んで植えることで、最も美しい葉の模様を引き出します。
高齢化の影響で、農業は就業者数こそ減少しているものの、食糧生産という重要性の高い事業であることから、そのニーズが衰えることはありません。農業ビジネスは、農業や農業に関わる周辺ビジネス全般を指す言葉です。農業といえば種を蒔き手塩にかけた作物を収穫するイメージが強いですが、ビジネスとして考える場合、必ずしも作物を育てて収穫することだけが農業ビジネスというわけではありません。加工して販売するのも、農業体験をあっせんするのも農業に含まれます。採れたて野菜ジュースや無農薬野菜でアイスクリームを加工販売するのも農業に含まれます。観葉植物の生産販売も、昆虫やミミズの養殖も農業に当たります。育てた竹を加工してコップやキャンドルに加工して販売するのも農業です。ヤギを飼ってヤギのミルクが飲める観光農園を運営するのだって、ダチョウを飼ってダチョウの目玉焼きを提供するのも農業です。農業ビジネスは、地方創生や都心部からの脱却といった近年のトレンドに合わせて、注目度が高まっている事業形態です。場所選びを上手にやれば、作物をブランド化することにより差別化を図る事も可能です。無農薬で育てたレア食材を販売したり、ブランド化して少量生産するのも勝算があるでしょう。就農していきなり一本立ちするのは少々敷居が高いですが、都心近郊でサイドビジネスとして始めてみるのなら、リスクも最小限に抑えられます。農協を通して安く販売するのではなく、直販サイトを制作したり、ヤフオクやメルカリなどのショッピングサイトで販売することで希少価値を保ちながら消費者に対して直販することができます。フリーマーケットならユーザーの意見を直接聞くこともできます。ネット上で自分自身で【半農半X】で始めるなら、負担なく自分自身の可能性に挑戦することができます。発想次第で楽しみながら自分らしいライフスタイルを実現することができます。