◆ミミズ(土壌の錬金術師:環形動物養殖) 落ち葉を「黄金の土」に変える。 野山の林床をハックするシマミミズの地下養殖
「地球の虫」の代表であり、土を豊かにする最高のバディであるミミズ。特に有機物の分解能力がケタ違いに高い「シマミミズ(レッドワーム)」を野山の地面で大量養殖するモデルです。市販の高級有機肥料(ミミズの糞土は1キロ数百円〜千円以上します)を買い揃える必要は一切ありません。ビジネスとしての本質は、「野山のタダで手に入る廃棄物(落ち葉や生ゴミ、鶏糞)を、電気代も水道代もゼロで、植物が最も吸収しやすい最高級の『完全完熟有機堆肥』へと自動変換させ、同時に放牧養鶏や魚の『プロテイン(生餌)』として完全自給する」という、里山内循環のプラットフォーム構築にあります。
平地の人工的なコンクリートの施設やプラスチック容器でミミズを飼育しようとすると、夏の猛暑で全滅するか、冬の乾燥で全滅するリスク(温度管理コスト)が常につきまといます。しかし、関東・神奈川の里山に広がる「雑木林の北向きの日陰(常にしっとりしている場所)」は、ミミズにとって地球上で最高のシェルターです。何年もかけて降り積もった分厚い落ち葉層が、夏の強烈な熱線を遮断し、冬の冷たい霜を完璧にブロックする(天然のエアコンマルチ)。人間が1滴の水を撒かなくても、地中の絶妙な水分バランスと山の「土着菌」がミミズの皮膚を優しく守り、彼らの繁殖力(陰の本能)を限界まで最大化させます。
・「不耕起(耕さない)落ち葉パイル(山積み)」養殖: クワで土を耕すと地中のミミズを傷つけ、彼らの巣穴を破壊してしまいます。土は1センチも耕さず、雑木林の日陰に古い落ち葉や刈り草、鶏の糞を1メートルほどの高さにドサドサと「山積み(パイル)」にしておくだけです。その中に、最初に釣具店や専門業者から仕入れたシマミミズを放り込みます。パイルの内部は微生物の発酵熱で冬でも温かく保たれ、ミミズたちは爆発的に交尾を繰り返し、わずか1年で数万匹の「地下の労働軍隊」へと勝手に増殖します。
・「鶏(養鶏)とホンモロコ(魚)へのプロテインリレー」: 増えすぎたミミズは、定期的にパイルを少し崩してバケツで回収します。これを「里山放牧養鶏」の鶏や、「湧き水養殖」のホンモロコにそのままおやつとして与えます。100%山の自然の落ち葉だけで育ったミミズは、魚や鶏にとって最高の高タンパク・低脂肪な「天然のプロテインシェイク」となり、卵のコクを極限まで引き上げ、魚の成長スピードを3倍に爆上げする、餌代永久ゼロの黄金サイクルが完成します。
高齢化の影響で、農業は就業者数こそ減少しているものの、食糧生産という重要性の高い事業であることから、そのニーズが衰えることはありません。農業ビジネスは、農業や農業に関わる周辺ビジネス全般を指す言葉です。農業といえば種を蒔き手塩にかけた作物を収穫するイメージが強いですが、ビジネスとして考える場合、必ずしも作物を育てて収穫することだけが農業ビジネスというわけではありません。加工して販売するのも、農業体験をあっせんするのも農業に含まれます。採れたて野菜ジュースや無農薬野菜でアイスクリームを加工販売するのも農業に含まれます。観葉植物の生産販売も、昆虫やミミズの養殖も農業に当たります。育てた竹を加工してコップやキャンドルに加工して販売するのも農業です。ヤギを飼ってヤギのミルクが飲める観光農園を運営するのだって、ダチョウを飼ってダチョウの目玉焼きを提供するのも農業です。農業ビジネスは、地方創生や都心部からの脱却といった近年のトレンドに合わせて、注目度が高まっている事業形態です。場所選びを上手にやれば、作物をブランド化することにより差別化を図る事も可能です。無農薬で育てたレア食材を販売したり、ブランド化して少量生産するのも勝算があるでしょう。就農していきなり一本立ちするのは少々敷居が高いですが、都心近郊でサイドビジネスとして始めてみるのなら、リスクも最小限に抑えられます。農協を通して安く販売するのではなく、直販サイトを制作したり、ヤフオクやメルカリなどのショッピングサイトで販売することで希少価値を保ちながら消費者に対して直販することができます。フリーマーケットならユーザーの意見を直接聞くこともできます。ネット上で自分自身で【半農半X】で始めるなら、負担なく自分自身の可能性に挑戦することができます。発想次第で楽しみながら自分らしいライフスタイルを実現することができます。