◆センブリ(当薬:究極のデトックス薬草) 1キロ数万円の「白い妖精」。 野山の苔むした痩せ地を最高級薬草セクターに変える
「千回お湯に振り出しても(煎じても)まだ強い苦味が残る」ことからその名がついた、日本の民間薬の王座に君臨するセンブリ(リンドウ科)。胃腸の働きを活発にし、近年では頭皮ケア(育毛)の高級トニックの主成分としても需要が爆発しています。乾燥品は市場で1キロ数万円の超高値で取引される「グリーンのプラチナ」です。このモデルのビジネス的価値は、「平地の農家が『発芽率が低く管理が難しすぎる』と絶望して作らない超高級薬草を、野山の『最も条件の悪い乾燥した痩せ地』を使って完全放置で発根させ、言い値(独占価格)の健康資産を自給する」ことにあります。
センブリ栽培における最大の罠は、平地の畑の「肥えた土」と「過湿」です。栄養が多すぎる土に植えると、センブリのデリケートな根は雑菌に負けて一瞬で腐ってしまいます。彼らが最も喜ぶのは、関東・神奈川の里山にある「日当たりの良い、乾燥した尾根沿いや、粘土質の崖のキワ(ガレ場)」です。自生地は、山の痩せ地や苔(ハイゴケなど)が生えているような厳しい環境です。肥料が1粒もない過酷な山の斜面に配置することで、センブリは他の凶暴な雑草に埋もれることなく、自らの根をカチカチの赤土へとじわじわ伸ばします。人間が毎日水やりをする必要は一切ありません。山の自然の雨霧と乾いた大気が、センブリの体内に強烈な苦味成分(スウェルチアマリン等)を限界まで満たしていきます。
・「天然苔(ハイゴケ)への “まき付け” 発芽ハック」: センブリの種はホコリのように極小で、光を好む「好光性(こうこうせい)種子」です。土を耕して深く埋めると100%発芽しません。野山の乾燥した斜面に自生している天然のハイゴケのじゅうたんの上から、秋(10月〜11月)に種をパラパラと直接「まき付け」ます。土は一切被せません。冬の間、山の苔が種の乾燥を防ぎつつ、春の優しい光を種に届けてくれるため、驚くほど高い確率で発芽(活着)に成功します。
・「2年目の秋・根こそぎ収穫」による成分最大化: センブリは2年かけて花を咲かせる二年生植物です。1年目は地面に小さなロゼットを広げて冬(陰の季節)を越し、2年目の秋(10月〜11月)に美しい紫色の筋が入った白い花を咲かせます。この「開花期」が収穫のベストタイミング。マツタケの引き算と同様に、周囲の環境を乾燥気味に保っておくことで、無農薬のまま完璧に守り抜いた株を根っこごと引き抜いて収穫します。これを天日干しにするだけで、市場流通品を遥かに凌駕する、野生のキレを持った最高級のセンブリ原末が手に入ります。
高齢化の影響で、農業は就業者数こそ減少しているものの、食糧生産という重要性の高い事業であることから、そのニーズが衰えることはありません。農業ビジネスは、農業や農業に関わる周辺ビジネス全般を指す言葉です。農業といえば種を蒔き手塩にかけた作物を収穫するイメージが強いですが、ビジネスとして考える場合、必ずしも作物を育てて収穫することだけが農業ビジネスというわけではありません。加工して販売するのも、農業体験をあっせんするのも農業に含まれます。採れたて野菜ジュースや無農薬野菜でアイスクリームを加工販売するのも農業に含まれます。観葉植物の生産販売も、昆虫やミミズの養殖も農業に当たります。育てた竹を加工してコップやキャンドルに加工して販売するのも農業です。ヤギを飼ってヤギのミルクが飲める観光農園を運営するのだって、ダチョウを飼ってダチョウの目玉焼きを提供するのも農業です。農業ビジネスは、地方創生や都心部からの脱却といった近年のトレンドに合わせて、注目度が高まっている事業形態です。場所選びを上手にやれば、作物をブランド化することにより差別化を図る事も可能です。無農薬で育てたレア食材を販売したり、ブランド化して少量生産するのも勝算があるでしょう。就農していきなり一本立ちするのは少々敷居が高いですが、都心近郊でサイドビジネスとして始めてみるのなら、リスクも最小限に抑えられます。農協を通して安く販売するのではなく、直販サイトを制作したり、ヤフオクやメルカリなどのショッピングサイトで販売することで希少価値を保ちながら消費者に対して直販することができます。フリーマーケットならユーザーの意見を直接聞くこともできます。ネット上で自分自身で【半農半X】で始めるなら、負担なく自分自身の可能性に挑戦することができます。発想次第で楽しみながら自分らしいライフスタイルを実現することができます。