極楽鳥のようなエキゾチックで鮮やかな花を咲かせる高級熱帯植物「ストレリチア(レギネ)」を山林で栽培するモデルです。通常は温室で育てられますが、実は関東以南の温暖な地域であれば、適切な環境を選ぶことで露地(地植え)での栽培が可能です。ホテルのロビーや高級フラワーアレンジメントに使われる切り花として、また、近年人気のドライガーデンのアクセント用大株として出荷し、高収益を狙います。
ストレリチアが冬を越すための最大の鍵は「冬の冷たい北風を遮ること」と「日当たり」です。周囲を高い木々に囲まれた「野生畑」の南向きの谷戸(斜面に囲まれた低い土地)や斜面は、冷たい北風を完全にシャットアウトする「天然の温室(マイクロクライメイト=微気候)」を作り出します。ハウスを建てる数百万のコストをかけずとも、山の特殊な地形で南国植物を冬越しさせられるのが最大の優位性です。
・「実生(みしょう)からの耐寒性個体」の選別 スクリーニング組織培養(メリクロン)された均一な苗ではなく、あえて「種(実生)」から育てられた大量の苗からスタートします。実生株には個体差があり、その中から「日本の冬の寒さに特に強い遺伝子を持った個体」を生き残らせる(スクリーニング)ことで、完全無加温の山林環境に完全に適応した最強のストレリチア軍団を作り上げます。
・「花蕾の保護袋(キャップ)」による傷防止と発色コントロール 切り花として最高値で売るためには、花の先端(鳥の頭にあたる部分)に傷や虫食いがないことが絶対条件です。プロは花が咲く直前の硬い蕾の段階で、専用の不織布キャップを1輪ずつ被せます。これにより、山林内の鳥や虫の食害を防ぎ、かつ直射日光による色褪せを防いで、目が覚めるようなオレンジとブルーの極彩色の美しさをキープします。
高齢化の影響で、農業は就業者数こそ減少しているものの、食糧生産という重要性の高い事業であることから、そのニーズが衰えることはありません。農業ビジネスは、農業や農業に関わる周辺ビジネス全般を指す言葉です。農業といえば種を蒔き手塩にかけた作物を収穫するイメージが強いですが、ビジネスとして考える場合、必ずしも作物を育てて収穫することだけが農業ビジネスというわけではありません。加工して販売するのも、農業体験をあっせんするのも農業に含まれます。採れたて野菜ジュースや無農薬野菜でアイスクリームを加工販売するのも農業に含まれます。観葉植物の生産販売も、昆虫やミミズの養殖も農業に当たります。育てた竹を加工してコップやキャンドルに加工して販売するのも農業です。ヤギを飼ってヤギのミルクが飲める観光農園を運営するのだって、ダチョウを飼ってダチョウの目玉焼きを提供するのも農業です。農業ビジネスは、地方創生や都心部からの脱却といった近年のトレンドに合わせて、注目度が高まっている事業形態です。場所選びを上手にやれば、作物をブランド化することにより差別化を図る事も可能です。無農薬で育てたレア食材を販売したり、ブランド化して少量生産するのも勝算があるでしょう。就農していきなり一本立ちするのは少々敷居が高いですが、都心近郊でサイドビジネスとして始めてみるのなら、リスクも最小限に抑えられます。農協を通して安く販売するのではなく、直販サイトを制作したり、ヤフオクやメルカリなどのショッピングサイトで販売することで希少価値を保ちながら消費者に対して直販することができます。フリーマーケットならユーザーの意見を直接聞くこともできます。ネット上で自分自身で【半農半X】で始めるなら、負担なく自分自身の可能性に挑戦することができます。発想次第で楽しみながら自分らしいライフスタイルを実現することができます。