日本茶の最高峰であり、100gあたり数千円〜数万円で取引される高級茶「玉露(ぎょくろ)」を、山林の環境を活かして栽培するビジネスです。玉露は収穫前に数週間、茶葉に光を当てない「遮光(シャオカン)」を行うことで、旨味成分(テアニン)を極限まで高めます。平地の茶園が黒いネットを張って人工的に作っている環境を、山の樹木による「天然の木漏れ日(日陰)」で再現する、超こだわり派のブランド茶ビジネスです。
平地のお茶は大型機械で大量生産されますが、山林で育てるお茶は「天然の霧(きり)」が発生しやすいという最高のメリットがあります。山の朝霧は茶葉に適度な湿度を与え、葉を極限まで柔らかく育てます。さらに、周囲の樹木が適度に日光を遮るため、人工の遮光ネットだけでは出せない「まろやかで、雑味の全くない深いコクと、独特の山の香り(山立ち)」を持つ、唯一無二の最高級玉露が完成します。
・「一芯二葉(いっしんによう)」の手摘みと「浅蒸し」の連動 収穫は機械を使わず、春のわずかな期間に新芽の先端(芯)とその下の葉2枚だけを丁寧に手で摘み取る「一芯二葉」を徹底します。山林の天然日陰で育った非常にデリケートで柔らかい葉であるため、加工時はお茶の風味を殺さないよう、蒸し時間を短くする「浅蒸し(あさむし)」を職人に依頼し、透き通った黄金色のお茶に仕上げます。
・「無農薬・有機」を可能にする山林の生態系維持 平地の広大な茶園では害虫(チャノミドリヒメヨコバイなど)が大発生しやすく農薬が必須ですが、周囲に多様な植物がある山林内では、害虫の天敵(クモやテントウムシなど)が豊富に自生しているため、農薬を使わずに健康なお茶の木を維持することができます。「オーガニック天然山林玉露」としての圧倒的なブランド価値がここで生まれます。
高齢化の影響で、農業は就業者数こそ減少しているものの、食糧生産という重要性の高い事業であることから、そのニーズが衰えることはありません。農業ビジネスは、農業や農業に関わる周辺ビジネス全般を指す言葉です。農業といえば種を蒔き手塩にかけた作物を収穫するイメージが強いですが、ビジネスとして考える場合、必ずしも作物を育てて収穫することだけが農業ビジネスというわけではありません。加工して販売するのも、農業体験をあっせんするのも農業に含まれます。採れたて野菜ジュースや無農薬野菜でアイスクリームを加工販売するのも農業に含まれます。観葉植物の生産販売も、昆虫やミミズの養殖も農業に当たります。育てた竹を加工してコップやキャンドルに加工して販売するのも農業です。ヤギを飼ってヤギのミルクが飲める観光農園を運営するのだって、ダチョウを飼ってダチョウの目玉焼きを提供するのも農業です。農業ビジネスは、地方創生や都心部からの脱却といった近年のトレンドに合わせて、注目度が高まっている事業形態です。場所選びを上手にやれば、作物をブランド化することにより差別化を図る事も可能です。無農薬で育てたレア食材を販売したり、ブランド化して少量生産するのも勝算があるでしょう。就農していきなり一本立ちするのは少々敷居が高いですが、都心近郊でサイドビジネスとして始めてみるのなら、リスクも最小限に抑えられます。農協を通して安く販売するのではなく、直販サイトを制作したり、ヤフオクやメルカリなどのショッピングサイトで販売することで希少価値を保ちながら消費者に対して直販することができます。フリーマーケットならユーザーの意見を直接聞くこともできます。ネット上で自分自身で【半農半X】で始めるなら、負担なく自分自身の可能性に挑戦することができます。発想次第で楽しみながら自分らしいライフスタイルを実現することができます。