お肉料理の消臭やハーブティー、アロマとしてマルチに活躍する常緑低木ローズマリーを、野山の一角でスクリーニング(大量繁殖)させるモデルです。ここでの価値は、「市民農園やベランダ菜園では、日本の夏の『蒸れ』で枯れてしまいがちな高級ハーブを、野山の地形特性を活かして完全放置で大株に育て上げ、1年中フレッシュな香気成分をカットフリーで手に入れる」という永続的なグリーン自給にあります。
地中海原産のローズマリーは「乾燥したアルカリ土壌」を好むため、日本の平地の畑(平坦で水分が溜まりやすい土壌)では根腐れしやすいのが弱点です。しかし、関東の野山の「傾斜地(斜面)」は、雨が降っても水が瞬時に下へと流れ落ちるため、彼らにとって理想的な「超排水環境」が自然に整います。さらに、山の尾根や中腹を抜ける適度な風が、ハーブが最も嫌う「株元の蒸れ」を完全に吹き飛ばしてくれます。
・「不耕起(耕さない)ガレ場植え」: 土がフカフカである必要は全くありません。むしろ、小石や砂利が混ざったような水はけの良い硬い斜面を選びます。周囲の雑草の根が適度に土の水分を吸い上げてくれるため、ローズマリーの根が過湿になるのを防ぐ絶妙な共生関係が生まれます。
・「梅雨前の強剪定(きょうせんてい)」による空気の通り道作り: 関東のジメジメした梅雨を迎える前の5月下旬頃、内側に茂った古い枝を根元から透かすようにバッサリと切り落とします。株の内部に風が通り抜ける「トンネル」を作ってあげることで、真夏の猛暑もノーメンテナンスで涼しく乗り切ります。
高齢化の影響で、農業は就業者数こそ減少しているものの、食糧生産という重要性の高い事業であることから、そのニーズが衰えることはありません。農業ビジネスは、農業や農業に関わる周辺ビジネス全般を指す言葉です。農業といえば種を蒔き手塩にかけた作物を収穫するイメージが強いですが、ビジネスとして考える場合、必ずしも作物を育てて収穫することだけが農業ビジネスというわけではありません。加工して販売するのも、農業体験をあっせんするのも農業に含まれます。採れたて野菜ジュースや無農薬野菜でアイスクリームを加工販売するのも農業に含まれます。観葉植物の生産販売も、昆虫やミミズの養殖も農業に当たります。育てた竹を加工してコップやキャンドルに加工して販売するのも農業です。ヤギを飼ってヤギのミルクが飲める観光農園を運営するのだって、ダチョウを飼ってダチョウの目玉焼きを提供するのも農業です。農業ビジネスは、地方創生や都心部からの脱却といった近年のトレンドに合わせて、注目度が高まっている事業形態です。場所選びを上手にやれば、作物をブランド化することにより差別化を図る事も可能です。無農薬で育てたレア食材を販売したり、ブランド化して少量生産するのも勝算があるでしょう。就農していきなり一本立ちするのは少々敷居が高いですが、都心近郊でサイドビジネスとして始めてみるのなら、リスクも最小限に抑えられます。農協を通して安く販売するのではなく、直販サイトを制作したり、ヤフオクやメルカリなどのショッピングサイトで販売することで希少価値を保ちながら消費者に対して直販することができます。フリーマーケットならユーザーの意見を直接聞くこともできます。ネット上で自分自身で【半農半X】で始めるなら、負担なく自分自身の可能性に挑戦することができます。発想次第で楽しみながら自分らしいライフスタイルを実現することができます。