購入・入手してからの「最速・象肌化スケジュール」です。素材が手に入ったら、以下のサイクルで「象肌」を作っていきます。1年目〜2年目(とにかく太らせる・地植え期間)鉢植えにせず、一度「お庭の地面」に植えるか、大きすぎるほどの「不織布バッグ(大型プラ鉢)」に植えます。枝を一切切らずに大空へ向かって数メートル伸ばし放題にします。これにより、足元の幹が通常の3倍以上のスピードでゴツゴツと太くなります。3年目の春(盆栽への仕立て直し)太くなった幹を再び理想の高さでバッサリ切り、地面から掘り起こして根を小さく切り詰めます。ここで初めて「盆栽鉢」に植え替えます。仕上げ(幹叩きと日光)盆栽鉢に上げたあと、4月〜5月に前述の「幹叩き(木槌でコンコンと叩く)」を行い、一年中直射日光と風に当てます。これで樹皮がベリベリと割れ、数年でまるで100年経ったかのような象肌のミニ古木が完成します。鉢植えのままだと、オリーブの幹が太くなるスピードは非常に遅いです。太い幹をカットして根付かせたら、盆栽鉢ではなく一度お庭の地面や、かなり大きめのプラ鉢(地植えに近い環境)に植え替えて2〜3年奔放に育てます。根を大きく張らせることで幹が通常の数倍のスピードで太り、幹肌も一気に老化(木質化)します。理想の太さと幹肌になってから、再び根を小さく追い込んで盆栽鉢に上げます。ただ野山に植えるだけでは、ひょろひょろと上に伸びるだけの「ただの木」になってしまいます。盆栽としての価値(塊根植物のようなズングリ感)を出すための、プロ独自の4つの核心技術です。
1. 頂芽優勢を逆手に取る「一刀両断(強剪定)」
まずはベースとなる太い幹を用意し、盆栽の理想の高さ(20〜30cm程度など)でトップを真横に一刀両断(強剪定)します。切った場所のすぐ下からたくさんの新芽が出てきます。これを伸ばしては切り、伸ばしては切る(マレットヘッド・頭木仕立て)を繰り返すことで、切り口の周りが肉盛りし、ゴツゴツした古木特有の「コブ」が形成されます。
・技術:地植えして1〜2年、幹が理想の太さに達した段階で、地面から20cmほどの高さで主幹をノコギリで真横に切断します。
・効果:上に伸びるエネルギーが全て足元に集中し、切り口の直下が爆発的に横へ太ります。数年繰り返すことで、100年古木にしか見られない「うねるコブ(頭木)」が完成します。
2.成長をハッキングする「犠牲枝(ぎせいえだ)の放置」
幹の足元や、さらに太らせたい部分から出た枝を数年間あえて剪定せずに放置(数メートル伸ばす)します。植物は葉や枝が増えるほど、そこへ栄養を送るために「直下の幹」を急速に太らせます。理想の太さになったら、その枝を根元から切り落とします。
・技術:足元(根元)から生えてくる細い枝(ひこばえ)を、あえて数メートル伸びるまで絶対に切らずに数年間放置します。
・効果:植物は「葉の量」に比例して、その下にある幹と根を太らせる性質があります。この犠牲枝がポンプの役割を果たし、足元の幹だけを急速に「ゾウの足」のように肥大化させます。理想の太さになったら根元からカットします。
3.細胞を異常発達させる「幹叩き(荒皮化刺激)」
オリーブの若い幹は白っぽくツルツルしていますが、以下の方法で細胞分裂を刺激すると、樹皮が縦に割れて古い質感(象肌・荒皮)に変化しやすくなります。「ゾウの肌(荒皮)」を人工的に促進させるには、「幹叩き(みきたたき)」の技術と「針金巻き」による締め付けが有効な方法です。
・「幹叩き(みきたたき)」の技術:春の成長期(4月〜5月頃)に、太い幹の表面を木槌やハサミの柄などで、樹皮を潰さない程度にコンコンと軽く叩いて刺激を与えます。叩かれた部分の細胞が修復しようとして異常発達し、数年後にゴツゴツとした硬いゾウの皮膚のような質感に変貌します(※強く叩きすぎて樹皮を剥がさないよう注意)。
・「針金巻き」による締め付け:太い幹に太いアルミ針金をきつく巻き付け、成長に伴ってわずかに幹に食い込ませます。食い込んだ部分の上下が膨らみ、人工的な凹凸(うねり)が生まれます。食い込みすぎる前に外す必要があります。
・技術:春(4月〜5月)の細胞分裂が最も活発な時期に、太い幹の表面を木槌やハサミの柄でコンコンと叩き、樹皮の内側(形成層)に軽微な打撃を与えます。
・効果:ダメージを受けた植物細胞が自己修復する過程で、周囲の皮膚が異常に盛り上がり、硬くゴツゴツとした「象肌(荒皮)」が人工的に呼び覚まされます。
4.根の逃げ道を塞ぐ「遮根(しゃこん)シート栽培」
鉢植えのままだと、オリーブの幹が太くなるスピードは非常に遅いです。太い幹をカットして根付かせたら、盆栽鉢ではなく一度お庭の地面や、かなり大きめのプラ鉢(地植えに近い環境)に植え替えて2〜3年奔放に育てます。根を大きく張らせることで幹が通常の数倍のスピードで太り、幹肌も一気に老化(木質化)します。理想の太さと幹肌になってから、再び根を小さく追い込んで盆栽鉢に上げます。
・技術:野山に直に植えるのではなく、地面に「遮根シート(または大型の不織布ポット)」を埋め込み、その中に植え付けます。
・効果:太い根が地球の奥深くへ逃げるのを防ぎ、盆栽に必須である「細かく水を吸う根(細根)」を足元に密集させます。これにより、数年後に畑から掘り起こして盆栽鉢へ移植する際の枯死リスクをほぼ0%に抑えることができます。
5.薬品や日光の力を借りる
紫外線に晒され、風雨に耐えることで樹皮の木質化が進みます。常に屋外の最前線で管理してください。窒素(N)が多いとヒョロヒョロと徒長してしまいます。幹や根を硬く丈夫にする「カリ(K)」や「リン酸(P)」が多めの肥料を与えることで、詰まった硬い幹肌を作ることができます。
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