市販の大量生産された外国産オリーブオイルとは一線を画す、国産・無農薬の「搾りたてエキストラバージンオリーブオイル」は、1本(100〜200ml)で3,000円〜5,000円以上の高値で取引される超高級品です。野生畑の広大な敷地を活用して複数品種のオリーブを栽培し、収穫後は地域の搾油所に委託(または敷地内に簡易な搾油機付きの小屋を設置)してオリジナルブランドのオイルを製造。SNSやECサイト、オーガニックセレクトショップを通じて高感度な消費者へダイレクトに販売(D2C)します。また、秋に採れる早穫れの実を使った「オリーブの新漬け(塩漬け)」は、高級バーのおつまみやギフト用として即座に完売するキラーコンテンツになります。
オリーブ栽培において、最も恐れるべきは「根腐れ(過湿)」です。オリーブは地中海原産の植物であり、日本の梅雨や長雨で土がドロドロになると一発で根が腐って枯れてしまいます。そのため、平坦な一般の畑では排水対策に多大なコストがかかりますが、山林農場の「南向きの傾斜地(斜面)」は雨水が自然に流れ落ちるため、オリーブにとって最高に理想的な排水環境となります。さらに、周囲の樹木が冷たい寒風を遮る「天然の防風林」となり、温暖なマイクロクライメイト(微気候)を作り出すため、オリーブが健康に、かつ油分をたっぷりと蓄えて育ちます。
・「異品種混植(2品種以上)」による結実率の最大化: オリーブは自分の花粉では受粉しにくい「自己不結実性」が強い植物です。プロは必ず、主要品種(例:ミッション、マンザニロ)の隣に、受粉樹として花粉の多い品種(例:ネバディロ・ブランコ)をモザイク状に混植し、確実に実を成らせるゾーニングを実践します。
・「不耕起(ふこうき)草生栽培」による浅い根の保護と土壌改良: オリーブの根は地表近くに浅く広く張る(浅根性)ため、トラクターなどで土を耕すと根を傷つけてしまいます。野生畑ではあえて土を耕さず、斜面の雑草を短く刈り込んで土壌を覆う「草生栽培」を採用します。雑草の根が土壌をふかふかにし、夏の直射日光による地表の乾燥と冬の凍結からオリーブの繊細な根を守ります。
・主幹を太らせる「開心自然形(かいしんしぜんけい)」の剪定コントロール: 植樹後の数年間は、真上に伸びようとする主幹をあえて剪定し、中心がパラソルのように開いた「開心自然形」に仕立てます。これにより、山林の限られた太陽光をすべての枝に均一に当て、風通しを良くしてオリーブ最大の天敵である「オリーブアナアキゾウムシ」の発生を劇的に抑えます。
高齢化の影響で、農業は就業者数こそ減少しているものの、食糧生産という重要性の高い事業であることから、そのニーズが衰えることはありません。農業ビジネスは、農業や農業に関わる周辺ビジネス全般を指す言葉です。農業といえば種を蒔き手塩にかけた作物を収穫するイメージが強いですが、ビジネスとして考える場合、必ずしも作物を育てて収穫することだけが農業ビジネスというわけではありません。加工して販売するのも、農業体験をあっせんするのも農業に含まれます。採れたて野菜ジュースや無農薬野菜でアイスクリームを加工販売するのも農業に含まれます。観葉植物の生産販売も、昆虫やミミズの養殖も農業に当たります。育てた竹を加工してコップやキャンドルに加工して販売するのも農業です。ヤギを飼ってヤギのミルクが飲める観光農園を運営するのだって、ダチョウを飼ってダチョウの目玉焼きを提供するのも農業です。農業ビジネスは、地方創生や都心部からの脱却といった近年のトレンドに合わせて、注目度が高まっている事業形態です。場所選びを上手にやれば、作物をブランド化することにより差別化を図る事も可能です。無農薬で育てたレア食材を販売したり、ブランド化して少量生産するのも勝算があるでしょう。就農していきなり一本立ちするのは少々敷居が高いですが、都心近郊でサイドビジネスとして始めてみるのなら、リスクも最小限に抑えられます。農協を通して安く販売するのではなく、直販サイトを制作したり、ヤフオクやメルカリなどのショッピングサイトで販売することで希少価値を保ちながら消費者に対して直販することができます。フリーマーケットならユーザーの意見を直接聞くこともできます。ネット上で自分自身で【半農半X】で始めるなら、負担なく自分自身の可能性に挑戦することができます。発想次第で楽しみながら自分らしいライフスタイルを実現することができます。