◆カブトムシ・クワガタ(森の宝石:昆虫養殖) 子供のロマンを資産に変える。 雑木林の「堆肥山」で仕込む昆虫養殖ビジネス
日本の夏を象徴し、近年では大型の個体や血統付きのクワガタ(オオクワガタやミヤマクワガタ、カブトムシ)が、ペット市場で1匹数千円〜数万円、時には数十万円で取引される「動く宝石」となっています。このモデルのビジネス的価値は、「林業や里山のお手入れで『使い道がない』と捨てられる古い廃材や、キノコ栽培(原木しいたけ)が終わってボロボロになったホダ木(廃ホダ)を、最高級の昆虫たちの育成インフラへとアップサイクル(価値最大化)し、労働ほぼゼロで高級ペット資産を野山から毎年自動収穫する」ことにあります。
カブトムシやクワガタの幼虫を自宅のプラスチックケースで大量飼育しようとすると、コバエの大発生、菌糸ビンの交換コスト、そして真夏のエアコン電気代で大赤字になります。しかし、関東・神奈川の里山にある「落葉広葉樹林の林床(木漏れ日が届く地面)」は、彼らの遺伝子が数万年前から指定している「絶対の聖地」です。平地のように人間がエアコンのスイッチを管理する必要はありません。山の古い木々が夏の猛暑を涼しくコントロールし、冬にはふかふかの雪と落ち葉が幼虫を凍結から守ります。さらに、野山には幼虫がエサとする「クヌギやコナラが朽ちて、土着菌(シロアリやキノコ菌)によって発酵した最高のウッドマット」が実質無限に眠っているため、餌代が永久に1円もかかりません。
・「キノコ廃棄物(廃ホダ)の『地埋め(じうめ)』ハック」: 「原木しいたけ」や「原木ひらたけ」の役目を終えてスカスカになった古い原木(廃ホダ)。これを遠くに捨てず、雑木林の日陰の地面に半分埋め込むように並べて置きます。この廃ホダには、キノコの菌糸によって繊維が極限まで柔らかく、幼虫が最も吸収しやすい栄養状態に分解されています。ここに、夏の夜に山の樹液に集まってきた天然のカブトムシやクワガタを放しておくだけで、秋にはメスが競ってこの丸太の隙間に数千個の卵を産み落とします。
・「落ち葉サンプ」による大型化のコントロール: 幼虫を巨大化(高価格化)させるためのプロの技は、埋めた丸太の頭の上から、周囲の「コナラやクヌギの新しい落ち葉」をさらに厚さ50cm以上どっさりと積み重ねておくことです(落ち葉サンプ)。新しい落ち葉がじわじわと発酵する熱で、幼虫は冬の間も活発にエサを食べ続け、春(陽の季節)を迎える頃には、平地の飼育ケースでは絶対に真似できない、手のひらから溢れるほどの「超ド級の巨大なサナギ」へと勝手に仕上がります。夏の朝、落ち葉の山を少し掻き分けるだけで、ツヤツヤに輝く野生の王者がゴロゴロと顔を出してくれます。
高齢化の影響で、農業は就業者数こそ減少しているものの、食糧生産という重要性の高い事業であることから、そのニーズが衰えることはありません。農業ビジネスは、農業や農業に関わる周辺ビジネス全般を指す言葉です。農業といえば種を蒔き手塩にかけた作物を収穫するイメージが強いですが、ビジネスとして考える場合、必ずしも作物を育てて収穫することだけが農業ビジネスというわけではありません。加工して販売するのも、農業体験をあっせんするのも農業に含まれます。採れたて野菜ジュースや無農薬野菜でアイスクリームを加工販売するのも農業に含まれます。観葉植物の生産販売も、昆虫やミミズの養殖も農業に当たります。育てた竹を加工してコップやキャンドルに加工して販売するのも農業です。ヤギを飼ってヤギのミルクが飲める観光農園を運営するのだって、ダチョウを飼ってダチョウの目玉焼きを提供するのも農業です。農業ビジネスは、地方創生や都心部からの脱却といった近年のトレンドに合わせて、注目度が高まっている事業形態です。場所選びを上手にやれば、作物をブランド化することにより差別化を図る事も可能です。無農薬で育てたレア食材を販売したり、ブランド化して少量生産するのも勝算があるでしょう。就農していきなり一本立ちするのは少々敷居が高いですが、都心近郊でサイドビジネスとして始めてみるのなら、リスクも最小限に抑えられます。農協を通して安く販売するのではなく、直販サイトを制作したり、ヤフオクやメルカリなどのショッピングサイトで販売することで希少価値を保ちながら消費者に対して直販することができます。フリーマーケットならユーザーの意見を直接聞くこともできます。ネット上で自分自身で【半農半X】で始めるなら、負担なく自分自身の可能性に挑戦することができます。発想次第で楽しみながら自分らしいライフスタイルを実現することができます。